旅館・ホテルの宿泊予約サービス「Relux」を運営するLoco partners(ロコパートナーズ)はこのほど、顧客の旅行動向や人気の宿泊施設の傾向を調査する機関「Reluxトラベルラボ」から、「2019年お盆 旅行動向調査」を発表した。お盆の人気エリアとして第1位に「東京都」を選出した。
調査は、Reluxの国内・インバウンドカスタマーの予約数、予約金額から、8月10~18日の宿泊期間を対象に集計。
お盆の人気エリアは、1位東京都、2位神奈川県、3位静岡県、4位北海道、5位大阪府が上位となった。同ラボは「日本の中心として話題の新スポットが集まるほか、夏限定イベントが開催されている」と分析した。また、人気上昇エリアは、1位北海道、2位東京都、3位大阪府、4位広島県、5位沖縄県を選出した。「夏の北海道は雄大な自然や食、スケールの大きさを生かしたアクティビティなどが満喫できる」と同ラボ。
予約までのリードタイムは、1人が「31~60日以内」(24%)、2人以上が「31~60日」「15~30日」(共に22%)のシェア率が高かった。一方、一番少ないのは、1人が「90日より前」「61~90日前」(共に4%)、2人以上が「当日」(4%)だった。
グループサイズは、2人が58%と一番多く、子ども連れが17%、1人が11%、3人が7%、4人以上が7%と続いた。
宿泊予算は、日本が前年同期比5%減の7万214円、インバウンドが同10%増の8万3347円となった。